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頭蓋領域のオステオパシー 

頭蓋仙骨

頭蓋オステオパシーとは

 

現在において、心臓、呼吸の律動的な動きが重要性を疑う人はいません。しかしこれらの系統

の存在は世界中の論争の的でした。 体液と言うのは何らかのポンプ作用があって、初めて

動いて流れるものという-まぁ、当たり前の事を憶えておいてください。

 

脳という組織は神経の統合と指揮をする所です。そして柔らかい物を保護する時には衝撃か

ら守るための緩衝作用を持つものを間に入れます。ノ−トパソコンならスポンジ、お豆腐なら水

です。

 

脳を包んでいるのは軟膜・くも膜・硬膜という膜です。軟膜は大脳をラップの様に優しく包み、く

も膜の下には蜘蛛の網のようにネットが張り巡らされて、脳脊髄液という緩衝液が流れていて

脳から脊髄を守るために流れています。そしてクモ膜の上には頑丈な硬膜が守るように着いて

います。すぐ上の頭の骨にくっ付いていると言った構造になります。

 

事故などで頭をぶつけたり、脳の中の血管が切れたりして起こる病気で、くも膜下出血と言う

病気は言葉どおりに、くも膜下に出血が起きて破裂して血の塊が直接脳を圧迫してしまう事に

よって起こります。当然大切な脳が壊されてしまうので、緊急手術しなくてはなりません。この時

に救命医は腰から注射で髄液、つまり脳髄液を採取して脳に出血などの原因を探ります。もち

ろん脳を守るための水を調べる検査ですから、この検査そのものは危険な検査で一般の患者

さんに行われるものでありません。

 

健康な脳と脊髄で密閉している中で脳脊髄液は少しずつ漏れ出し

て全身の神経系に浸透して潤します。そして、浸潤した脳脊髄液ははリンパの流れと交わり

身体の隅々を巡り、からだのメカニズムの営みを静かに守っています。

 

一定の圧力を保つ事は神経系を大切にするという事が

理解できると思います。

 

オステオパシ−医学の創始者ATスティル先生は、いち早くそういったことに気づき。

示唆をあたえていました。

スティル先生の学生であったウィリアム ササ−ランド博士は1900年の初頭に人の頭の骨を観

察している時に、ちょうど人の耳のところにある骨"側頭骨"が魚のえらのような形をしている事

から、この骨は自由に動くのではないか考え、研究を繰り返し、検査法と治療法を開発し今日

の頭蓋オステオパシ− 頭蓋仙骨治療を創り上げました。

 

サザーランド博士は微細な頭蓋骨の動きを触診し、自分のからだを使って研究を繰り返し、解

剖学の探求者でありオステオパシーの創始者スティル先生の考えを発展して当てはめていき

ました。 その研究は多岐にわたり細密に調べ上げられて、とても完成度が高く今日でもその

観察と研究は賞賛に値するものです。それによって、”頭蓋から仙骨”

それは、脳や脊髄などの大切な身体の中枢器官に対しての治療法が完成したのです。

しかし、当時の医学的常識から離れているためと、複雑な解剖学的背景と繊細な触感を要求
されるササ−ランド博士の治療法は、キチガイ扱いされ、ココナッツの様な固い頭が動くわけ
ではないという事から広く理解されませんでした。

 

 

1975年にミシガン州立大学は頭蓋骨が動く〜動かないと言う論争に終止符を打つために、

解剖学者、生理学者、生体物理学者、生体工学者と共に頭蓋仙骨系に対する治療法の影響
を検査記録しました。これによって頭蓋骨の自律的運動が存在し、触知可能な動きが存在す
ると証明されました。

 

障害児治療 出産時からの外傷 乳幼児呼吸疾患 言語活動 脳波の異常 脳脊髄の損傷 
偏頭痛 慢性疲労 運動調整疾患 慢性腰痛 頚部痛 側湾症 中枢神経疾患 感情問題 
顎関節症 学習困難児 心理的ストレス 耳鳴り 中耳炎 外傷後ストレス疾患 パニック障害
 などに効果があると報告されています。 不可解な手足の問題なども

 

第一次呼吸メカニズム

”肺呼吸よりも深いところでも、ひとの呼吸のメカニズムは存在する。”

サザーランド先生の着目した所は、人の頭蓋骨の形でした。

頭蓋骨は非常に薄くて、固く、変化に富み、そして人それぞれの様々な状況に対して

許容する事の出来る構造をしています。それは、頭蓋骨は母胎から出てきたの時は

未だ骨としての体裁を保っておらず、頭頂部などは息にあわせて動く事から判ると思います。

この動きのメカニズムは、お母さんのおなかの中で、あかちゃんが呼吸しているときに育まれ
ています。そして、産道から出てオギャーと泣いて肺が膨らみ、肺呼吸のメカニズムが

働きだします。サザーランド博士の創始した頭蓋オステオパシー医学は、

母胎の中から育んだ呼吸のメカニズムを、原初呼吸と呼び、その原初呼吸のメカニズム

は成人した大人の中にも息づいている。

 

そのため、頭蓋オステオパシーでは、

一般的な肺呼吸の機構を、第二次呼吸と呼び、区別しております。

頭蓋骨から始まり、仙骨に至るまでの脊髄全体で行っている呼吸の機構に

敬意を示して、”第一呼吸メカニズム”とサザーランド先生は呼びました。

それは、渦潮のような 生命の息吹そのものの動きをサザーランド先生は感じ取り

その渦潮の様な動きの流れを、頭蓋オステオパシーは穏やかに、力強く、

正常な動きの流れに戻していきます。

それは、西洋医学の機械論的、東洋医学の気の思想などの叡智をも越えた生命の

営みの息吹を ”直接的に感じる” という事、そのものなのです。

 

かつて あなたは、閃きに衝撃を受けた事はあるか?

私はアメリカン スクール オブ オステオパシーを卒業する前に何度と無く

衝撃を受け続けた。「挑戦した」 生きている成人には不動とされていた、

頭蓋骨間に “存在する動き” を判明するために........

私が知り得たのは頭蓋骨の関節性の動きだけではなく、

渦潮のような私の呼ぶ所による ”生命の息吹-ブレスオブ-ライフ”

私の熟慮、思考の源泉は私のものではない 私の呼ぶ所の 導かれた思考。

あなたと共に、患者は健全な機能と構造への道を見い出す。

 

   Dr, Willam G Sutherland,D.O Dsc(Hon)

  (Founder of Cranial Osteopathy)(Translation by Takanori, Endo)

 

関連項目

魂の治療・健全な情動・こころのやすらぎ

健康はバランスと調和です(あなたの心地良い身体と心の為に)

体性感情開放Somato Emotional Rerese

頭蓋仙骨治療CST

頭蓋オステオパシー

バイオダイナミクス

 

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