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To Be Good for You

●関節のあそびを活用した手技療法のアプローチ

 身体の動きは単純に曲げる、のばすでしょうか?

 たしかにそうですが!それだけではありません。

 関節が“ずれる”場合もありますが、そのほかに関節の許容範囲

 それは、ひとつひとつの関節には、“あそび”JointPlay が存在します。

 もちろん、これは治療家の微細な検査をするための渾身な技術トレーニング

 と手間をかけて調べる事に対する情熱と丁寧さです。

 それは分析力と触診能力です。 

 

●お堅いひと? ゆるい人?

遊びの無い人はお堅い人にみえるでしょう

 遊び過ぎる人は緩過ぎる人にみえるでしょう。

 社会の営みも、大統領や社長が動かして入るわけではありません。。

同様なことが人の関節の複合体にもみえます。

  

●自分のからだで調べてみましょうね 

手のひらを上に向けて、両肘を見比べてみましょう。

大抵の方に左右差がございます。

肘をおおきく曲げて、もしくは足首を曲げてご自分でみてみましょう。

 指をまげてみましょう。通常は、左右同じ可動範囲をもっています。

 基本的に、健康なら同じ可動範囲のはずです。

 身体を捻ってみましょう、大抵はおなじ可動範囲の筈ですよ!

 大抵の方は痛みが無くとも、動く筈の可動範囲が違います()

 

●もし“左・右” あなたの同じ大きさの関節の動きが違うなら

 関節の中の小さな動きが許容範囲がないのかも(硬すぎ)

 もしくは関節の中の小さな動きの許容範囲が大きすぎる(やわらか過ぎ)

 

●関節の遊びが“お堅ければ”

硬すぎる関節には・瞬間的に押す・繰り返して断続的に押す・長い時間押す

引っ張る。 呼吸で血流を変えてアシストしてじんわりなSOT技法など。

 まぁその様な感じです。直説法という方法です

 

●関節の遊びが“過ぎるならば”

 緩すぎる関節は少し動かしただけでポップ音がします

柔らか過ぎる関節には・その関節の中の堅い方向のみを引っ張ってじっとまちます

 わざと誇張して緩ませて戻ってくるのを待ちます。これを間接法と呼びます。

 

●関節の遊びと関節の痛みの関係

指先のような小さな関節の中にも様々な動きの遊びがあります。

 お堅い関節が綺麗に自由にお辞儀ができると、痛みが無く綺麗に動きます

緩い関節がしまるとしっかり真面目に、いたみなく動く事ができます。

 

●関節の遊び調べ方

もちろん、これは機械で計測するような大きな動きではありません。

関節の中にある小さな可愛らしい動きを、触診で見分けます。

これを、可動性触診 モーション パルペーションと呼ばれます。

触れているだけにしか見えない?関節内マッサージ?

何気ないマッサージの様に感じますが、調べています!

 

●大きな関節の運動は、ちいさな動きの集合体

リハビリの様な大きな動き、筋力トレーニングのような大きな動きよりも!

筋力トレーニングのような、大きな関節の動きの運動療法では

小さな関節の動きを解決することの方が遥かに良い結果をもたらします。

許容範囲のある関節の動き

大きな関節の中の小さな動き・“関節の遊び”が大切です。

 

大きな関節の動きそのものを改善するよりも、

関節の中の小さな動きの方が、大きな関節の動きを円滑にする

我々の手には疾病を治療できるという素晴らしい特権がある、

それが完全になるためには知識を増し、テクニックを洗練しなければならない。

自分の味覚を磨いてワインの特徴、地方、ぶどう畑や年代を言い当てる

ワインテイスターと誰も論争できない。触診の教育もその程度まで遂行できる

我々は高尚な言葉で言う機械職人、まさに微小機械の職人である。

Visceral Manipulation創始者 Jean Pierre Barral の言葉

 

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