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Jones Strain-Counterstrain

カウンターストレイン

ジョーンズ ストレイン カウンターストレイン(-CS)

(構造的−低速度−中速度、オステオパシー技法)

 

カウンターストレインとは

腰が痛かったり、肩こりやなどの背部痛があっても痛くない姿勢があります

一般的には悪い姿勢だったり、お行儀悪かったりしませんか?

皆さんは身体をねじる悪い姿勢で坐ったりしてませんか?

その状態はからだの筋肉と脳の姿勢のバランスが良くないのですね。

でも、その状態でしか体のバランスが保てない方々がが沢山いらっしゃいますね。

テニスをやっていたから、手術したから、子供産んでから、交通事故やったから、

しょうがないかな? なんて皆さん途方にくれています。

TV番組で紹介されたストレッチをやると逆に痛みが出たり

えっなんで?なんで? 体操したのに?

あなたは悲観し,途方にくれているかもしれませんね?

 

そのような方々を治療施術をしてみると、歩行バランスが保てるなど、

手術の後のむくみが減ったり良いこずくめで、とっても驚かれます。

でも、驚くことはありません! それは

からだは産まれ生命の叡智を持った働きが個々の皆様に必ず携えています。

それを巧く発揮させることが大切なんですね。

みなさまのうまれもったからだにお手伝い

カウンターストレインは、無理なく“あなたの楽な姿勢から始める”革新的なセラピーです!

 

 ★脊椎や他の関節の痛みを、その関節の最も楽なポジションに持っていく事により解放する

 ★正常ではない固有受容器(筋紡錘・筋肉のセンサー)の活動を減少・停止させる事により痛みを解放する

 

 機能障害を起こしている筋紡錘を有している、筋肉のその拮抗筋を穏やかに伸張させ、

 機能障害を起こしている筋肉を正常に(再び正常に)収縮させる                      

 

 異常な筋肉の伸張反射は,反対側の拮抗関係にある拮抗筋の伸張 つまり

 カウンターストレインを使って取り除くのである。

 

 筋肉は骨をてことした、伸ばす、丸めるといった単体の働きを持ちます。

 伸ばす筋肉(伸筋)と丸める筋肉(屈筋)という拮抗している関係があります。

 

 カウンターストレインは、身体にある解剖学的位置に規則的に存在する約150種類の押される

 と痛い場所 ”テンダーポイント” を指標にして、それぞれの部位に対する特有な150種類のある

 ポーズを約90秒間取らせる事によって、筋肉に関係が深い神経や感覚の働きを活性化させ

 筋骨格系異常の患者さんの体の芯から治す技法です。

 神経と筋肉を使って,脳と体のコントロールを正常にさせて痛みを取り除く治療法です。

 

 治療法は特殊なポーズをとらせますが、それは無理の無いものです。

 からだが楽になるポーズを取らせて、ゆっくりと元の位置に戻す事を繰り返し行ないます。身

 体の誤った神経信号や緊張をリセットして、身体の中から自発的に正常な神経筋肉の働きをもたらし、

 身体を治癒に導きます。

 

関節が動きにくい場合、関節そのものに原因があるのではなく、

 その関節を曲げたり伸ばしたりする筋肉や靱帯のどれかが異常収縮(誤作動)をしていることが多いのです。

 意外な事に、それが原因で関節の位置異常や脊椎の配列の異常を起こしていることが非常に多いのです。

 

関節に過度の力が加わったとき、あるいは長時間の負荷がかかったとき、その状態から急に戻ろうとすると、

 緩んでいたの筋肉が突然引き伸ばされた時に、「緊急的に」”ストレッチに対抗する反射”(筋収縮)が起こります。

 ストレッチに対抗する反射(筋収縮)は、筋肉が急激に引き伸ばされた時に、関節や靱帯を守ろうと防御として収縮する事で、

 一種の身体防御反応なのです。

 

ところが、事件や事故、出産などが終わった後も、依然として筋肉の収縮が残ってしまうことがあります。

 完全にリラックスしていた筋肉に、脳から瞬間的に防御の為に大量の収縮命令が送られたため、

 その防御の為の収縮命令の記憶の一部が残ってしまうのです。

 この筋肉の収縮の記憶が残存すると、寝ても覚めてもあなたは違和感を感じるかもしれません。

 この様な状態があなたに有る場合、姿勢によってちょっと違和感や痛みが和らぐかもしれませんね。

 

長期間の負荷や出産や交通事故などの強い外力が加わると、関節や靱帯を守るために筋肉を収縮させて身体を防御します。

 筋肉が急激なストレッチに対抗します。しかしこの様な事故などから逃れた後でも筋肉の収縮が残ってしまう事があります。

 緩んでいた筋肉に脳から瞬間的に大量の筋肉収縮命令が送られた為に、収縮の命令の情報が残存してしまう事があるのです。

 いわば筋肉が、「局部的に」”ぶるぶる”と怯えてしまうのです。

 

 この筋肉が怯えてしまうと、永続的に筋肉が正しく動けません、炎症でも無いのに炎症している様に感じたり

 誤作動なので筋力と関係なく、また、誤作動のため、医学的・理学的検査では全く発見されることなく、

 心理疾患由来の痛みと(鬱など)診断される場合も。

 誤作動が収まるまで、寝てもさめても、半永久的に痛みを感じます。

 (実は、誤作動を解除しないと何年でも違和感を感じます・休息しても筋疲労ではないので治りません)

 また、身体の中に地雷が埋まっているような感覚になります。

 

 そのような痛みでも、なんと、カウンターストレインでは特定の筋肉の問題を90秒間でリセットします!

  (姿勢による開放療法・ポジショナルリリースと呼ばれています!)

 

筋肉の怯え(筋肉と神経と感覚の再教育)

 こどもが親からいきなり頭を叩かれたらどうなるでしょうか?

 また、叩かれたらどうしよう!とビクビクするような感じですかね。

 筋肉が驚いてしまう訳です。怯えた筋肉の反対側の関係の深い

 お友達関係のある筋肉(これを拮抗筋と呼びます)をゆっくり伸ばす事で、

 怯えた筋肉を弛ませて脳からの指令をリセットさせて、

 怯えた筋肉をリラックスさせます

 (もう叩く必要は無いよと親にである脳に教える様にです)

 

 カウンターストレインはこの様な筋肉の収縮情報の異常を

 関節と筋肉を楽な位置と角度に持って行き、痛みの原因の筋肉のアンバランスを除去する治療方法です

 関節と関節の間に筋肉や靱帯がありますが、脳からの信号を伝えるセンサーである固有受容器(感覚)

 信号の乱れが、永続的に筋肉に誤情報を送ると、筋肉が持続的に筋収縮するなどの誤作動おこします。

 ストレイン情報(収縮情報)、いつも捻挫しているかの様な状態になります。

 このような状態が続くと、良い姿勢で違和感を感じ、

わるい姿勢が楽であるという様なへんな状態が続いてしまいます。

 

不必要な力の入り方・必要な力の入り方

 筋肉の動きが思うとおりに動かない場合左右のバランスだけではなく、前後の関係を大事にしています

 その筋肉の事を“拮抗筋”と呼びます。

 

1つの筋肉が収縮したら反対側の筋肉は弛緩してリラックス出来なくてはバランスが保った動きが出来ません。

これは拮抗筋の正常な働きです。拮抗筋がうまく働かないとギクシャクした動きしかできません。

カウンターストレインは拮抗筋の平衡を治療出来る

 治療方法として最高峰と言うべきものです。

なぜなら拮抗関係に主眼と着眼したセラピーはカウンターストレイン

 から影響を受けた治療法か、カウンターストレインの物真似そのものでしか無いのです!

 

オステオパシー頭蓋骨療法とカウンターストレイン(神経学の頂点)

 通常の頭蓋骨療法とは全く異なる方法ですが、非常に効果のある方法です。

 カウンターストレインは、心地よさを一番大切にしているので無理がありません

 

歯軋りとカウンターストレイン(寝ても疲れが取れない・眠れない)

 歯軋りは側頭下顎関節TMJと呼ばれる下あごの不安定性による物です。

 これは主に、咬筋と言われるの類に食べ物を咬んだり、口を開けたりする筋肉の

永続的な筋肉の働きが、過剰な筋と過小な筋がアンバランスに混在しています

これは早めにカウンターストレインを行う必要があります。

習慣性になり、強く咬みすぎてしまいますと自分の筋力で歯を削り割ってしまうようです。

(噛みつく筋です〜ストレスコントロールも大事です()、これでは寝ても疲れてしまいます)

頭蓋骨の筋肉や頭蓋骨の繋ぎ目に問題があると頭が締め付けられて、いつも緊張

状態になります。頭が硬くなります。循環が悪くなり、脳の働きも冴えません。

 

テンダーポイント(弛緩した筋肉・痛みの地雷)

 テンダーポイントは柔らかく弱々しい場所です。普段感知していない場所なので

 みなさんとても驚きます。普段認識している場所とは違うのです。

 テンダーポイントは筋肉の全体の走行の中で患者さんの痛みの感覚と反対側に存在します。

 痛みのある側の反対側に”地雷”のように隠れた筋肉・靱帯の痛みが存在します。

 それは普段は患者さんは知覚する事は残念ながら殆どありません。

 筋肉の長い走行の中で一部の筋・靱帯・膜・線維が弛緩しているのです。

 治療家は専門的な筋肉の走行・方向と姿位を専門的に理解する事と

 症候や疾患を沈静化させる為の幅広い知識が求められます。

 ・筋肉の起始(始まるところ)

・筋肉の停止(くっついている所)を治療家は把握しています。

 痛めた筋肉を評価することと、裏側にある筋の拮抗関係を意識して治療施術を行います

 ゆったりとしたこの治療法は、緊張状態を確実に和らげます。

 他の治療法でも困難な場合にでも効果を発揮します。

 

筋肉がパニックをおこす様な急激な筋収縮を避ける。

 転んだときや靱帯を伸ばしてしまったときに、”しまった”

 と思ってすぐにあわてて動かないこと!

 筋肉は複雑な構造で痛めた筋肉だけではなく、裏側の筋肉との関係があります。

 捻挫をした時は落ち着いてゆっくり元の姿勢に戻しましょう。

 またカウンターストレインで治療した後は、急に負荷をかける様な動きはお勧めできません。

 軽いランニングや、縄跳びなどで心拍を緩やかに上げてから激しいスポーツなどをなさる様

 お勧めしています。

 

お気に入りの姿勢・(いたみの中の楽な姿勢から)

 どなたもお気に入りの悪い姿勢があります。カウンターストレインはこの様な怯えたような

 悪い姿勢を”きおつけ”で正すのではなく、悪い姿勢を丁寧におおげさに誇張する方法です。

 この様な状態に持っていく事で、筋肉が怯える必要が無い事を、固有受容器(感覚)を整列させ

 リセットする様に最低90秒間はその位置に持っていく事で整列させるのです。

 また、悪い姿勢を誇張して情報を整列した後は、良い姿勢の方向にゆっくり戻していきます。

 (筋肉を再び怯えさせないようにミリ単位のゆっくりした動きで行われます)

 

カウンターストレインの欠点

 穏やかな比較的安全な治療方法のカウンターストレインですが、

反る姿勢をとるカウンターストレインは動脈に問題がある患者さんには、注意が必要で

頚部の治療で、虚血や眼振がおきたりする患者さんは反る姿勢の技法は使えません。

遠藤治療室ではテクニックに患者さんを当てはめたり、カウンターストレインの様な

穏やかな治療法でも、患者さんにとっては無理な状態もある事を知っています。

この場合は食生活の改善や、治療の方法を分析をし直すことで治療法の欠点を

カバーして、治療法の利点を患者様に享受させたいと願っています。

穏やかな治療のカウンターストレインは、1箇所に90秒間かかりますので

 お時間がかかります。からだ全体を俯瞰する洞察力が求められると思います。

 これからも、たゆまず、妥協する事無く様々な勉強をしていきたいと思います。

 

















Dr. Lawrence Jones D.O FAAO 1993年大宮ソニックシティにて



遠藤治療室では、カウンターストレインは創始者Drローレンス、ジョーンズDO博士から

 正式なカウンターストレインを直接幾度も学ばさせて戴きました。

 渾身的な生涯にかけての研究にとても深く感謝しています。

  また継承者のDrエドワード、ゲーリングDOからも学ぶ事が出来て

さらに国内の優秀なインストラクターの先生から2年間学校で学びました。

この治療法が国内の専門書籍が出版される以前から学ばさせて戴いてます。

この治療法にはかなり精通しています。出産後の様々な問題などにも活用しています。

 

                   参考文献 スカイイースト出版

                        カウンターストレイン

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