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側弯症

Scoliosis

 

側腕症はたいがい　最初は　”無痛です”　成長期のお子様のいる家庭は

ご家族が速めにみつけてあげる事が大事です。

神経のはたらきの異常が、側彎症の発症原因です。

無痛でも速めに、そして定期的に”正確な”治療する必要があります。

 

 

脊椎のカーブ　

 

脊椎とは24個の骨があります

その内の7個　は頚椎

12個は胸椎

更に下は腰椎5個

 

横から見ると

頚椎は前彎曲

背中は後彎曲

腰椎は前彎曲してます。

 

 

 

脊椎を横から見ると

要するに腰と首はは反っていて

背中は多少丸くなります。

 

 

これは、直立歩行により、重力に適応する為に彎曲をつくって自然のスプリングにしています。

 

人間としての、直立歩行のおける、効率のよい歩行の為の良い姿勢を作っているのは、

この彎曲です。姿勢の良い人は脊椎に無理のかからい彎曲を持っている場合が多いです。

ただし、見た目ですべて判断できません。脊椎は歪んでいるように見えても、神経システム

に無理な干渉が無ければ、健康体になります。

 

普通は後から観ると通常は脊椎は一直線になってますが、横に余計な彎曲があると、

もしかしたら神経系に干渉したり、左右の感覚に差があったりいたします。

何らかの原因で脳に正常な刺激が行かなくなり、脊椎の捩れを放置して、

うまく脊椎が発達しなかった人は、運動機能と運動調節を司る小脳に刺激が上手くいかない。

 

様々な状況ににより、背骨のアンバランスがさらに生まれます。

側彎症というのは８割は、このような突発性側彎症といわれるものです。

 

医学的方法

石膏で胴体を固定する方法が一般的だったが、

１９４５年から棒と金属で脊椎をまっすぐさせる拘束装具ミルウォーキーブレスなど。

電気的刺激方法もある、役に立つ場合もあるが、

医師でさえも全く役に立たないと言う程である。

問題は装具が上手く作られているかと言う事。

 

過剰医療

側彎症に対する通常の医療に付いて　ロバート、メンデルストーン医師は色々な観点から批判をしている。

 

 

殆どの人は側彎症があっても､気づかない場合が多い。自分で脊椎の状態を判別できませんから。

側彎症も重度になれば神経筋肉の障害により、呼吸器系統心臓の機能に悪影響及ぼす。

 

家族的要因

親子親戚同士で側彎症が発見される

 

様々な要因

腫瘍、炎症、大脳半球麻痺、ポリオ、筋ジストロフィーなどの神経筋の病気、出産時の障害

 

脳の発達

医師の町田氏の研究によると

ニワトリの松果体を取ると背骨が曲がり、進行の早い側わん症患者は、

睡眠中の血中メラトニンが少ないと言う報告をしている。

 

島根医科大学学長も務めた檜教授によると、

バランス感覚を司る小脳系の発達の異常が、

側彎などの脊椎の発達の異常に深く関わっていると報告している。

脊椎側彎症の児童の特徴として、平衡感覚の低下、眼球運動の不安定な挙動が見られる。

胸腰部の筋放電が無くなると、眼球運動の不安定性が治癒と共に消失する。

深部固有受容器の異常なインパルスは眼球運動と関連性が深い。

側彎症は胸部や腰部に存在する深部固有受容器の異常と、

バランスを司る小脳など脳幹部における機能異常が考えられる。

交感神経の中枢である、視床下部ー脳幹　交感神経などの自律神経系に深いかかわりがある。

ギプス装着は有効ではあるが、根本的な治療とは言えず、子供のうちに平行機能訓練

など脳幹部の機能が強化されれば、発症が予防できる。

檜先生の側弯症の予防策はバランストレーニングの運動です。

廃タイヤを埋めた公園などで子供を運動させる事がいい予防策になる

とのことです

 

カイロプラクティック徒手医学会で

講演された檜先生は　「たとえ腰部の側彎であっても、カイロプラクティックなどの上部頚椎などの治療は、

脳幹や小脳　平衡感覚と深く関わっている部位の為、非常によい結果をもたらすでしょう」

と仰っていましたのが印象深いです。

 

筋筋膜の問題

筋肉及び筋膜のアンバランスによる側彎

 

下肢のアンバランス

踵の不安定性　機能的及び解剖学的短下肢　

 

 

脊椎の前後左右

これらが美しいカーブを作り上げて、神経系が十全に働いて、あなたの健康を守ります。

 

遠藤治療室における平行感覚と手技治療

遠藤治療室における治療は、運動の感覚の特にバランス感覚を重視した施術を考えています。

カイロプラクティックのケアを有効に使います。筋肉・筋膜の治療は、骨盤療法で知られる

SOTカイロプラクティック療法、筋膜の治療はオステオパシーの施術を活用します。

また、食生活の改善も必要で、内臓の働きが偏っていると、肩の高さがかわり、

ホルモンバランスがおかしくなり、カルシュウムだけ摂取しても丈夫な骨は出来ない

という事も感じます。タンパク質不足の患者さんは、側弯や骨格の変形を招きやすい

と思われます。

 

基本的に、頭蓋骨の形成や、出産外傷のあるお子さんは、左右の非対称の脊椎が

おきやすく、健全に出産できたと思えても、片側だけで寝るなどの習慣を変えるために

遠藤治療室にこまめに来ることを勧めています。

遠藤治療室では頭蓋仙骨治療や頭蓋オステオパシーやSOT頭蓋療法

頭蓋仙骨系の様々な流派の療法を駆使します。

 

 

子供さんでも不摂生で問題起こしている場合は、内臓反射療法をつかいます。

子供さんの食生活はお母様のお腹の中に居るときからも大切です。

 

あなたが母親であったら、側弯は通常全く痛くないので、

お子さんの肩の高さを注意してくださいね。

裸の背中をみて、肩甲骨の下端の位置

そして前屈してみてください

背骨の回転があります。

母親の目が大切です。

 

 

 

 

参考文献

JCRA会報スパイナルコラム誌

カイロプラクティック徒手医学会2000年　科学新聞社

 

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