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不調の原因がわからずに困っています

 

(Q)

初めまして。

不調の原因がわからずに困っています

 

 

一月ほど前から身体のいろいろな部分について不調を感じております。

下腹部の痛み(ふとした拍子にズキズキ痛み出すもの)やその背部の腰の痛み、

全身の倦怠感、手足の浮腫みや眩暈、ふらつき、立ちくらみや、

頭を急に動かした時に目の焦点が合わなくなること、

もともとあった頭痛の頻度が、

この一月は以前の4倍ほどになっているなどの症状です。

 

また、特に原因がないのに気分が酷く落ち込んでしまうことや、

気分転換に遊んだりしても楽しくなく、気分が晴れません。

以前は上手く切り替えが出来ていたのですが。

仕事をしていても疲れやすく、一日の疲れがとれず、

翌日集中できなかったりすることもあります。

 

下腹部の痛みについては一年ほど前にもありましたので、

その時に内科で診ていただきましたが、

その時は何の異常もなく、ややして痛みは引きました。

ですが最近になりまた痛むようになり、今度は外科と泌尿器科に行き、

CTやレントゲンや超音波などの検査をしました。

結果は、痛みにつながるような異常はないとのこと。

 

その際、外科にて『腸の働きに対して過敏になり痛みを感じてしまうのだろう』と言われ、

精神安定剤を処方されました。

 

腰痛についても数年前に整形外科などで診断を受けた結果

何も異常がみられないと言われたものの、

それから断続的に痛みが出てきて、

酷いときには身動きがとれなくなることがあります。

 

このような具合に、病院で診ていただいても異常なしと診断されてしまうので、

どんな風に症状を改善していけばいいのかが分かりません。

精神的なものから上記したような症状が出ることもあるということを耳にしたのですが、

そういうことがあるのでしょうか?

 

その場合はどのように対処すれば良いですか?

最近は症状が生活に支障を来たしており、仕事も休みがちになっています。

お手数をおかけしますが、ご回答をお願い致します。

 

 

 

(A)

年齢がわかりませんが

血管系の何らかの問題が存在すると推測されます

CTは外科と泌尿器科でどの部位を検査しましたか?

CTでもスライスが細かいものでないと見逃す場合があります。

画像診断も見方次第ですので、他の医院に検査を依頼することが必要かもしれません

 

>頭を急に動かした時に目の焦点が合わなくなること、

<br>もともとあった頭痛の頻度が、

>この一月は以前の4倍ほどになっているなどの症状です

 

 

私はメディカルドクターではなく、カイロプラクターですので、

現在の日本では診断権もありません。しかもNETですので、

あくまでも参考程度にして頂きたいのです。

 

目の動きは、カイロプラクティックにとっても重要ですので、調べて治療するのですが、

検査の方法は限られているので、医師に検査を依頼した方がよい状況です。

しかし、表に出てくる症状を上手く解析する事が、診断学として”最も”重要です。

 

 

1)頭位変換による良性)←頭を動かしたとき起きるもの

 *BPPV良性発作性眩暈(benign paroxysmal positioning vertigo)

  頭を動かした時のみ起きる、じっとしていると絶対30秒以内に止まる

  23度繰り返し疲労を起こして弱くなる←疲れて症状が弱くなる            

  起きた時とか、動いたときに目が回ると患者は言う

                ↓

  騒ぐのをなだめて頭を動かした時だけかと聞く事!

  内耳の問題、運動療法、吐くかも知れないが、その場で良くなる、

  反復運動など、動けば動く程良くなる。閉眼足踏み検査→一緒に体も回る→耳に病理、

  内耳の問題

 

2(頭位による悪性持続性)←頭を動かしたとき起きるもの(再現性があるため変換がない)

  *MPPV悪性持続性頭位眩暈(malignant persistent positional vertigo)

  頭の位置をある一定のポジションにすると必ずめまいと眼震が起きる。

  疲労現象がない、何回繰り返してもめまいが起きる←患者が頭の位置をすぐに変えてしまう

事により持続性のめまいを止めてしまう、"5分ぐらいで止まります"と言うかも知れない、   

誘発する頭位は右下、左下、仰向け、座位、などある一定のポジションで確実に起

  きる→死ぬ可能性のある病変が存在する。

 

3(首を捻った時に起きる)←首を前に倒した時、廻したなどに起きるもの

   *頚性vertigo(cervical spondylosis)

   "首を曲げたときにめまいを起こす"と患者が言う。椎間孔の骨棘により神経根の直径が

   が小さくなるが神経根はなかなか潰れない。しかし、脳血管造影を行なうと椎骨動脈が 

   骨棘によって圧迫される→首を捻ると椎骨動脈が潰れ脳幹に血が行かなくなる→vertigo

   が発生する。ただし、動脈硬化が強く、脳内の動脈も狭窄stenosisだらけなので手術し

   ても予後は変わらないかも知れない。頚椎カラ−をはめてサポ−トする。MDは脳血栓  

   の予防としてアスピリン処方。

 

4(左上肢の運動によって起きるめまい)手を暖めてめまい、車の運転で右折でめまい。

  *鎖骨下動脈盗血現象(subclavian steal phenomenon)

  左上肢の運動によって引き起こされるvertigo 結構危険硬い血栓剥がれて脳卒中を誘発

  左上肢を使うと体が血流を増やし、増えることによって鎖骨下動脈起始部に狭窄stenosis

  がある為に血液供給が間に合わなくなる→椎骨動脈から血液を逆流させて引き抜く→

脳幹に行くべき血液を引き抜く←脳幹が循環不全→  

前庭神経核のある所が虚血ischemia←  眼震が起きる。

  冷え切った手を暖めて急にめまい。左手を挙げるとめまい。車の運転で右折でめまい。

  右の上腕動脈の逆行性脳血管造影検査では発見出来ない(右頸動脈と右の椎骨動脈の

スク−リング的な検査)CT でも発見されない。症状の解析と大動脈弓造影によって判る。   

車で右折して目が回ったのは鎖骨下動脈閉塞症しかありえない。MDは手術でカテ−テルで狭窄部を拡大。

 

これは首を動かした時に問題が起こる症例です

 

他には首を動かさなくても起る物。

 

前庭神経炎 つまり耳が聞こえなくなるが命には別状のないもの

と病理的な命に関わる問題が御座います

 

(せんえん)遷延性非定型型めまい

(2種類)(持続性という事、数時間〜数週間にわたって延々と目が回る)

 

 PAV prolonged atypical vertigo 遷延性非定型めまい

         前庭神経炎か

         脳幹梗塞(Wallenberg症候群)など

 

やはり、これは血管関係の危ない疾患になります。

 

 

この分野は非常に難しく

めまいの鑑別が上手い

脳外科、神経内科、神経耳科に受診してみてください

MRIなどが必要かもしれません

 

腰痛や気分の落ち込み

ライフスタイルの問題や、リハビリになどに手技療法を選択する事は良い事ですが

問題を明らかにしたほうが得策でしょう

 

食事療法も大事ですが、いきなり無理な減量をやらないようにしましょう。

少しずつ変えていく事が大事です。

 

 

 

やはり血管系の問題を疑うべきです

頚椎の血管のコレステロール沈着や、脳梗塞に対する予防策をとらないといけないように

感じます。血管と言うのは非常に広範囲に考えないといけません。

弱い所が詰まって問題を起こすように思われます。

 

 

 

 

この回答がお役に立つかどうか判りませんが

おだいじにどうぞ

 

エコーもっかい撮りましょう!

 

 

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