To Be Good for You

http://traiceratops.web.fc2.com/ 

場所・治療費・ご予約 予約制の治療室です

 

カイロって整体なの?

 

Q) 整体なの?

 

A) 違います

 

Q) では気功なんですか? 

 

A) 違います

 

 

 

カイロプラクティックやオステオパシーと言う言葉は、聞き慣れないかもしれません。

ですが、明治の終わりごろや大正時代に日本に伝来して、普及した模様です。

しかし、漢字文化や徒弟主義、や短期講習などの商売のネタ等に使われ、

正しい形では広まりませんでした。医学的な背景を無視し、

好き勝手な治療法はやがてその殆どの教えは消えて無くなりました。

戦前には米国留学した約11名のカイロプラクティックドクターがいらっしゃいました。

しかし、様々な理由から、系統だった教育は行なわれませんでした。

戦後はマッカーサーによるこれらの治療は取り締まりの対象になり、普及そのものが途絶えました。

 

現在でも、トレーナーの学校は専門学校の認可になっても、カイロプラクティックの名称があると、

どの専門学校でも認証を外されます。

 

 

日本の場合、医師一辺倒で、医業は独占的な職業です。

 

 Q)カイロプラクティックやオステオパシー発祥の地は何処なのでしょうか

 

 A)米国です

 

 Q)それでは米国ではどの様な立場なのでしょうか?

 

 A)米国では医師というのは

 

 MD メディカルドクター (普通のお医者)

 DO ドクター オブ オステオパシー (オステオパシー医)

 DC ドクター オブ カイロプラクティック (カイロプラクティック医)

 

 この3種類のドクターは、体の全身を検査治療できる第一次医療です

 

 他には歯科医師

 足の装具から、外科手術が出来るポダイアトリック医学など体の一部分を専門に見る専門職 がございます。

 

 

 

 オステオパシーは一般医と同等です。これを勝ち得る為に様々な努力がなされました。

 米国では検査、手術、投薬まで可能です。病院なども運営されているようです。

 より身体にとって、自然を追求する指向は一般の医学とは異なる点です。

 

 英国においては手術、投薬は出来ませんが法制化され、大学教育が行なわれています。

 妊婦から小児、老若男女問わず オステオパシーの治療の恩恵に預かっています。 

英国の方がオステオパシーが盛んで普及していると言えるでしょう。

 

 カイロプラクティックは手技など限定されていますが、プライマリーケア 

つまりカイロプラクティック ドクターは他の医師の指示無しで患者の身体を検査及び治療ができ、

X線などの検査も、カイロプラクティックドクターが自分のクリニックで、必要な検査と治療が出来ます。

 

 カイロプラクティックドクターからの検査の依頼を、通常の医師が断る事は米国の法律で禁じられています。

 

 

Q) 日本は伝統医学や手技療法の大国なのでは?

 

A) いいえ そうとはいえません 個人の先生方の頑張りに頼っているに過ぎません。

 

  カイロプラクティックもオステオパシーも欧米では独立したドクターです。職業としての教育と

権利をもっています。法によって学んだ先生も患者さんも守られているわけです。

  職業としてのアイデンティティを守って、吸収されず、取り潰されない様に戦って現在の地位を獲得しました。

 

  民間療法と言って逃げているのは日本ぐらいでしょう。学術的に効果があると言う事で法制化され

医療として社会に従事しています。それによって様々な病気を抱えている人が、

救われて、専門的で、なおかつ、科学的で再現性の高い、身体に優しい治療法なのです。

 

   

   最近は柔道整体と称して米欧のテキストをそのまま写した様な本が出てますが、日本人と

   して本当に恥ずかしい思いがします。

 

      勉強するのに寝具を買わされて、ノルマを達成しないと技術を教えないという

      詐欺商法などもあります。

   

   患者さんの方も民間療法として  ではなく、”医療技術” としてきちんと認識して頂かないと、

賞状商法とか悪徳な教育が無くならないのです。

 

   そういった人達と区別して頂きたいのです。

   私達のほうも、幾ら勉強しても、素人療法扱いでは、これでは張り合いがありません。

      一般的な西洋医学や、東洋医学とは”別個”の独自の医療思想

   と言う事を理解して頂ける事は、この治療法が根づき、生きる道になります。

   しっかりと皆さんが精確な事を理解して頂く事が、行政機関を動かす力になるはずです。

 

inserted by FC2 system