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ガンステッド システムGonsted

(パーマー・スペシフィック系・カイロプラクティック技法)

伝説の治療家、Dr クラレンス S ガンステッド DC のテクニック・システム

 

パーマーのカイロプラクティックの原理と哲学を、凡ての脊椎の椎骨に適応させる事を

生涯の研究に捧げた人生でした。               

個人開業のカイロプラクティックドクターで最も成功し、まさに20世紀を代表する

カイロプラクティックドクターともいえます。

1923(大正12年)にパーマー大学を卒業、1939(昭和14年)最初のクリニックを開き

沢山の患者さんが押し寄せ、クリニックを新設しました。

ウィスコンシン州のマウントハーブに、世界最大のカイロプラクティック診療所を設立

世界中、全米から患者さんが押し寄せました。

ウィスコンシンのちいさな田舎町に、全米中から世界中から患者さんが集まった事により、

ちいさな田舎町にはガンステッド先生の治療を受ける為にモーテルが建ち、

世界最大のカイロプラクティック・クリニックにまでなり、

ついには空港リムジンサービスのシャトル便が開通しました。

ガンステッド先生は生涯は伴侶に恵まれましたが子供に恵まれず、診療活動は、

1978(昭和53年)に亡くなるまで毎日200人近い患者さんを

朝早くから夜遅くまで治療していました。

生涯を通じて100万人の患者さんを治療したとされてます。

 

ガンステッドテクニックは、創始者ガンステッド先生から

1972年米国パーマー大学を卒業したDr 塩川満章 DC によって日本に伝えられました。

またDr塩川とシオカワスクールとその仲間の招きで、GMIのDrラリー・トラキセルDC

弟のDrマートン・ガンステッドDCが何度か日本に来られました。 

脊椎を矯正する方法として もっとも科学的で効率のよいテクニックです。

習得が難しいので、カイロプラクティックを行なう先生達が最も憧れるテクニックともいえます。

熟達すると素晴らしい効果をもたらす、代表的なカイロプラクティック技法のうちの一つです。

 

様々な症状というのは、自律神経のバランスを整えてあげるのが一番いいでしょう。

交感神経系 副交感神経系 ホルモンなどの内分泌系の機能を考慮に入れて、

ナーブスコープなどの温度検査器具や可動触診や、日本では、カイロプラクティックの先生が

レントゲンを取れないのが残念ですが、独特のレントゲン分析を行い脊椎の構造を特定して

問題のある箇所のみを治療します。

ただ、レントゲンもいいのですが、ガンステッド博士いわく、触診が一番重要な検査法でもあります。

  

l      症状の解析による分析( 交感神経系の問題なのか? 副交感神経の問題なのか? )

l      内臓疾患には補助療法(内臓を良くするため栄養・食事療法を指示する場合もあります)

l      独特のレントゲン分析(骨盤を基準とした重力のかかる立位の状態でレントゲン分析を行います )

l      ナーブスコープ(温度分析器具 温度の左右差を計測する事により、脊椎の歪みを推測します)

l      触診による分析(筋肉の状況と骨格系の弾力で脊椎の歪みを推測します)

  

 

  これらの分析によって

  必要な部位のみの脊椎を矯正するのです

   

   GMI ガンステッドメソロジー Dr、ロン デイオットDC ペルビックベンチ 技法

 

治療の道具としては上記の写真のような、ペルビックベンチ と言われる簡素な診察台と

ガンステッド・システムが使いやすい、胸部のスプリングのある、高-低の起立機能のある診察台

もしくは、胸椎はニーチェスト診察台 (遠藤治療室では置いていませんが)

頚椎はサービカルチェアーという椅子に坐らせて行います。

 

必ずガンステッド・システムでは頚椎を治療するときは、必ず椅子に座らせて行います

それによって、回旋を強く入れずに関節面にそって矯正する事が可能なのです。

 

治療法は脊椎を直接矯正する方法で、巧く患者さんをセットアップして固定できるかが

無駄な力を患者さんにかけて負担させない様にする。 それが、

この技法の矯正の難しい所です。また効果の出る場所をしっかり見つけて

少ない箇所で大きな効果を出すことを考えています。

ですから、沢山あれこれやることを良い治療とは、ガンステッドシステムを標榜する

カイロプラクターは理想とはしないのです。

それは、患者さんのからだの中にある叡智を知っていて、数の少ない数カ所の治療を

あなたは物足りないとか、簡素な感じがするかも知れませんね。

でも、ガンステッドシステムはとても効果のある技法です。

本当にあなたに治療が必要な関節を、直接的な関節を矯正する技法ですから、

全くの無痛とは言いませんが、熟練すると負担が少なくなるようです。

 

日本国内において、ガンステッド・システムの教育は、留学して帰国した

パーマー大学の卒業生やその門下生、シオカワスクールが定評があります。

塩川満章先生を始め、門下生、

パーマー大学を卒業したご子息のDr塩川雅士先生、Dr塩川貴士先生

が後進の指導にあたっています。

 

遠藤治療室は、ベテランの兼子先生、塩川先生の門下の流れを汲む先生や

塩川満章先生に学びました。

海外の著名な先生からも学ぶ事が出来ました。

また、継続して学びたいと思っています。

 

おなじ来院日に交感神経と副交感神経の治療を矯正できない場合があります。

ブレーキを踏む副交感神経とアクセルをふかす交感神経系の違いにあります。

 

自律神経機能のカイロプラクティック・ガンステッド・カイロプラクティック・システム

★副交感神経とガンステッド・カイロプラクティック・システム(後頭骨から頚椎5番・骨盤仙骨)

★交感神経とガンステッド・カイロプラクティック・システム  (頚椎6番から腰椎5番)

★創始者クラレンスSガンステッド博士の歴史

カイロプラクティックの技法

  

関連項目

カイロプラクティックの歴史

カイロプラクティックの哲学

カイロプラクティックの技法

多様なカイロプラクティック技法について            

ガンステッド・テクニック自律神経

トムソン-ターミナル-ポイント-テーブルテクニック

パーマーターグルリコイル

Upper Cervical Biomechanics Chiropractic Care

ゼンデラー固有受容器技法

DNFTダイレクショナル・ノンフォース・テクニック

BioKinetec

Diversified Technique

Wtokins-Diversified

Soft Tissue Orthpedic

S.O.T - Sacro Occipital Tecnnic

SOT-CMRT

SOT-Cranial

神経学の徒手療法について-認知-発達-リハビリ-機能神経学

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参考文献JCRA会報スパイナルコラム

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